
「お前んちの弁当、すげぇなぁ」
「…?」
何が?
どういう意味?
これは5月頃、次女が中学生になって間もない頃、クラスのかずや君との会話。
「なおチャン家って、入学式、お母さん来て…あっ、誰か来た?」
「うん、お母さん」
「えっ?!あっ、…そうだよねぇ〜…。」
これはきぃちゃん。
どちらも何だか、不自然な会話だよねぇ‥と次女と話したものの気には留めていませんでした。
が!
昨日、謎が解けたと。
「やっぱ、お前んちの弁当すげぇわ」
「何が?」
「だって、俺んちなんかお母さんが作って、コレだよ。」
「はっ?うちだってお母さんだよ」
「えっ?」
……。
「お前んち、お母さんいたんだ!俺、お父さんと二人暮らしだと思ってた」
小学校の時は、授業参観、マラソン大会など学校が近かった事もあり、パパと二人で見に行っていましたが、中学は、パパは卒業して私だけの参観です。
でも、子供達にはパパの印象が強く、私が一人でいても、壁に溶けているらしい…。おまけに、日中の送り迎えは、私よりもパパの方が抜けやすい為パパと次女が車に載っている姿はよく目撃され、その辺から、なおちゃん家は、お母さんがいなくなった…と思われてしまったみたいです。
うーん!
確かに、おばさんは、地味だし、おじさん程インパクトはないけれど、入学式はもちろん、体育大会も部活参観も行ってますから!
とりあえず、文化祭でも、おじさんはいないけど、かずや君に手を振ってみますね。